以前リリースされた、1973の映像と同じくトラマからのリリース。オールリージョンなので日本のプレーヤーでも見ることができるが、前回と同様字幕は入っていない。
内容的には、同じ年にリリースされたアルバム「SAUDADE DO BRASIL」のショーからピックアップした曲を番組用に構成しなおしたもののようだ。
サーカス小屋を模したステージでセザール・カマルゴ・マリアーノ率いるバンドの演奏からスタート。その後なぜかスペイン語のMCに紹介されてエリスが登場。14曲を歌う。
前半の見どころは、シコ・ブアルキ/フランシス・ハイミの「Atrás Da Porta」とジョアン・ボスコ/アルジール・ブランキ「O Bêbado E A Equilibrista」。73年の映像でもそうだったが「Atrás Da Porta」を、化粧が溶けた黒い涙を流しながら歌う時の彼女は、完全にどこか違うモードに入り込んでいるようだ。前年に大ヒットした「O Bêbado E A Equilibrista」は、観客を交えて大合唱。当時この曲がどんなに愛されていたか伺い知ることができる。
衣装を着替えて、セザールのピアノに寄り添って2曲を歌う。エリスに紹介されて登場するセザールのコミカルな仕草がおかしい。
最後のシークエンスでは、コーラス8人が舞台に上がり、摩訶不思議なアレンジの「Aquarela do Brasil」からミルトンの「O Que Foi Feito de Vera」へと一気にたたみかけてくる。最後の、ゴンザギーニャの「Redescobrir」ではバンドも観客も巻き込んでもシランダの輪ができ、感動的なエンディングへ。
実際に行われていたエリスのショーを彷彿とさせる貴重な映像だ。
収録曲は以下の通り。
1. Arrastão (Instrumental)
2. Querelas do Brasil
3. Agora Tá
4. Alô Alô Marciano
5. Essa Mulher
6. Atrás da Porta
7. Cadeira Vazia
8. Conversando no Bar
9. O Bêbado e o Equilibrista
10. Aos Nossos Filhos
11. Modinha
12. Rebento
13. Aquarela do Brasil
14. O Que Foi Feito de Vera
15. Redescobrir
随所に挿入される「Fascinação (Fascination)」も効果的だ。

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