ビスコイト・フィーノからリリースされた新作は、2004年12月と2005年1月にリオで収録されたソロライブ(1曲のみハーモニカとの共演)。ショーロの歴史の中で、ギターならともかくバンドリンの完全ソロ演奏なんてのは、なかなかお目にかかれない。それもライブで、ステージ丸ごと。これまでも、伝統的なフォーマットにとらわれない活動をしてきた彼の音楽のある一面を純化拡大させたものといえるだろう。表現力の点から見ても、ギターに比べれば随分と制約の多いバンドリンという楽器での挑戦はまずまず成功と言って良さそうだ。
全編超絶テク全開で、バーデン・パウエルのようなバンドリンと言えば雰囲気がわかってもらえると思う。ジャケット写真はまるでロックミュージシャンのようだし、どうもスタンディングポジションで演奏していることもあるようで、やってる音楽は違えど、気持ちは「ジミヘン」で「BECK」なんじゃなかろうか。
ブックレットは、両面表紙で、ポルトガル語版と英語版のリバースタイプ。

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