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2005年07月05日

Tavares da Gaita / Sanfona de Boca

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映画「モロ・ノ・ブラジル」で、カルアルーの市場で楽器を売りながら演奏していたハーモニカ爺さんことタヴァレス・ダ・ガイタのアルバム。

「モロ・ノ・ブラジル」の前半、カルアルーの市場でみょうちくりんな自作の楽器を演奏していた、寄り目のお爺さんを覚えているだろうか。名前はタヴァレス・ダ・ガイタ。2004年6月に、ひょんなことからカルアルーでタヴァレスの家を訪問する事ができたが、ジャケットの写真は、その家の窓辺で撮られたもの。ケースの中には同じ窓辺で、奥さんと二人並んでいる写真もおさめられている。

録音は、2002年から03年にかけて行われたらしい。打楽器やギターのサポートは入るが、あくまでもハーモニカが主役。あの映画の中での演奏そのままの、素朴であったかくて、どうにも憎めないキャラクターを彷彿とさせる音。もうとっくに70を過ぎたお爺ちゃんが、時々喋りを挟みながら、自作曲を元気に吹ききっている。

11曲めは、もう一人のハーモニカ奏者に、なんとアイルト・モレイラが参加している(多分オバーダブだと思うけど)不思議なトラック。

Hamilton de Holanda / 01 Byte 10 Cordas - Ao Vivo No Rio

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ある意味、現在最強のバンドリン奏者、アミルトン・ヂ・オランダのソロライブを収録したアルバム。

ビスコイト・フィーノからリリースされた新作は、2004年12月と2005年1月にリオで収録されたソロライブ(1曲のみハーモニカとの共演)。ショーロの歴史の中で、ギターならともかくバンドリンの完全ソロ演奏なんてのは、なかなかお目にかかれない。それもライブで、ステージ丸ごと。これまでも、伝統的なフォーマットにとらわれない活動をしてきた彼の音楽のある一面を純化拡大させたものといえるだろう。表現力の点から見ても、ギターに比べれば随分と制約の多いバンドリンという楽器での挑戦はまずまず成功と言って良さそうだ。

全編超絶テク全開で、バーデン・パウエルのようなバンドリンと言えば雰囲気がわかってもらえると思う。ジャケット写真はまるでロックミュージシャンのようだし、どうもスタンディングポジションで演奏していることもあるようで、やってる音楽は違えど、気持ちは「ジミヘン」で「BECK」なんじゃなかろうか。

ブックレットは、両面表紙で、ポルトガル語版と英語版のリバースタイプ。

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