ミルチーニョ/ニュー・マレモレンシア
アナログ盤を探していた人も大勢いたでしょう、86年という微妙な時期のアルバム。世界中でドカシャカやってる頃によくまぁこんなアルバムを作れたもんです。ジョアン・ジルベルトも彼の歌を認めていたとか。まぁ、実際には80年代らしいシンセ系の音もしっかり入ってるんですが、いい感じに柔らかくなってます。
参加メンバーの中で意外なのが、クレヂール・ハミル。2曲を共作し、ボーカルでも参加しています。北東部のロックアーチスト、アルセウ・ヴァレンサとの共作曲なんてのもあって、この人の人脈はどうなっているんでしょう。バックには当時のブラジル音楽界を代表するミュージシャンがずらっと顔を揃えています。
タイトル曲は、1949年のイタリア映画「にがい米」の挿入曲「ANNA」。主演のシルヴァーナ・マンガーノが歌ったバイヨンだそうです。ミルチーニョは、新しくオリジナルの歌詞をつけて歌っています。この曲は、60年代にアメリカのボサノヴァアルバムでチャーリー・バードやジーン・アモンズによって演奏されています。ブラジルでも流行ったことが有るのか、ダウージがどバイヨンで歌っているものもあります。
