Daniel Gonzaga / Areia
ダニエル・ゴンザーガの4枚目にあるアルバム「Areia」。祖父にルイス・ゴンザーガ、父にゴンザギーニャという偉大なアーチストを持つ、ある意味サラブレッド。前作は、祖父ルイス・ゴンザーガの曲をカバーした企画物だったが、これまでに無い新鮮な解釈と、力強い歌、ギタープレイで素晴らしい作品となった。今回のアルバムは、その時のメンバーをベースに、ほぼ全曲固定メンバーで演奏されている。ファースト、セカンドでは入っていた父ゴンザギーニャの曲も今回は無く、全曲オリジナル。もう、親の七光りではなく、一人のアーチストとして自信を持ってきた証拠だろうか。ブルース・ロック、カントリー・ロック的なサウンドに父親似のひしゃげた声質が良く合っている。
ファーストアルバム「Sob o Sol」1996
ロック・バンド「O Terço」やオズヴァルジーニョ・ド・アコルデオンがゲストで参加。ハードロックやバイヨンが混在して、まだいろいろやってみましたって感じはぬぐえない。ラストで父の曲「O Começo」を完全アカペラで歌いきる。ゴンザギーニャファン号泣。
セカンドアルバム「Os Passos Na Paralela」1998
ファーストと同じヴェラスレーベルから出るには出たが、ちょうどヴェラスがごたごたしていた時期で、ほとんど出回らなかった様子。今につながるサウンドが確立しはじめている。ロベルチーニョ・シルヴァ、ルイ・コインブラ、マックス・ヴィアナらがゲストで参加。
サードアルバム「Um Banquinho Um Violão...」2001
ある意味七光り組にとって踏み絵ともなるカバー集。当時「祖父の曲を集めたアルバムを作るのが夢だった」と語っていたが、同時に高いハードルでもあったはず。しかし結果は大成功。ゴンザーガ集(ゴンザギーニャの曲を1曲含む)としても最高のできとなった。
