Antonio Nobrega em Lunário Perpétuo

ブラジル北東部音楽ファンにとって垂涎、必見の映像。アントニオ・ノブレガ2003年レシーフェでのステージ。
ブラジル北東部音楽が好きな人でも、アントニオ・ノブレガを熱心に聞いている人はあまり多くないでしょう。CDだけでは見た目ぱっとしないおっちゃんがやってる生真面目な田舎の音楽って感じは否めないですし。しかし、こうやって実際のステージを見るとこの人のやってることの奥深さがズシーンと伝わってきます。ハベッカだけでなく、表情豊かな歌や見た目からは想像できないすばらしい踊り。ステージの雰囲気がなんとなくサン・パウロで見たオルケストラ・ポプラール・ヂ・カマラに似ているなと思ったら、サックスとパーカッションのゼジーニョ・ピトコがメンバーでした。勉強家で生真面目な音楽家が実に楽しげに上質なエンターテインメントを演じている。知らず知らず引き込まれていつのまにか幸せな気持ちになっているという罠。
ボーナスで納められた映像も隅から隅まで重箱の端をつつくように見てください。僕は見ている間、発見と驚きと喜びの波状攻撃で笑いっぱなしでした。マラカトゥ・フラル、フレヴォ、シランダ、そして生もんのカヴァーロ・マリーニョ。メストリ・アンブロージオのスタイルの原型となったものを見ることができます。コンサート終了後の数百人でのシランダ大会も圧巻。

