Comportamento Geral / Daniel Gonzaga

danialgonzaga.jpg Comportamento Geral / Daniel Gonzaga ダニエル・ゴンザーガが、父ゴンザギーニャの作品集に挑戦。ビスコイト・フィーノからのリリースということで、地味なアコースティック・サウンドにでもなっていないかと心配しましたが、レギュラーバンドのメンバーを中心にした、オーバーダブ無しのライブ感溢れるバンドサウンド。前作の「Areia」よりも軽めの印象ですが、実際のライブの音に近いんじゃないかと思われます。ゴンザギーニャとそっくりの声ですが、良く聴けばより強く硬質なトーン。甘さの無い力強い歌は、父親とは一味違うダニエル独特の魅力になっています。7曲目の「Namorar」は、ゴンザギーニャの未発表だった曲で、彼の娘2人がメンバーの Chicas が、2006年のアルバムで初めて録音したものです。
Onde Brilhem os Olhos Teus / Fernanda Takai

fernandatakai.jpg Onde Brilhem os Olhos Teus / Fernanda Takai パト・フーのボーカリスト、フェルナンダ・タカイの新譜は、ナラ・レオンへのトリビュート作。ナラのレパートリーをパト・フーらしいアレンジでカバーしています。取り上げた曲も、ボサノヴァのスタンダードから、古いサンバ、エルネスト・ナザレーから、ロベルト・カルロスまで。幅広い視野をもって音楽に取り組んでいたナラ・レオンという人を的確に捉えた選曲だと思います。個人的ベストは冒頭のゼー・ケチ作「Diz que fui por ai」。
Música Ligeira

musicaligeira2006.jpg サンパウロの異能トリオ、ムジカ・リジェイラの10年ぶりの新作。2004年のライブ録音。メイン・ボーカルのロドリゴ・ロドリゲスが亡くなってしまったので、これがラストアルバムに。ビートルズもスティーヴィー・ワンダーもポール・サイモンも古いサンバ・カンソンも彼等の手にかかればモダンでキッチュな快感音楽体験に。CDとDVDが同時リリース。
Amendoreira / Bebeto Castilho

bebeto_amendoeira.jpg タンバ・トリオのベース&フルートを担当していたベベートの新作。プロデュースを担当したのは、彼の甥にあたるロス・エルマーノスのマルセロ・カメーロとカシン。アレンジはラエルシオ・ヂ・フレイタスが主に担当している。ゲストボーカリストは、ニナ・ベッケル、マルセロ・カメーロ、タルマ・ヂ・フレイタス、ウィルソン・ダス・ネヴィス。
Carioca / Chico Buarque

chico_carioca.jpg シコ・ブアルキの1998年の「AS CIDADES」以来になる久々のスタジオ録音新作。タイトルにちなんで自分自身にリオの地図を投影して撮影した写真をメインにしたグラフィックデザイン。「DESCONSTRÇÃO」と題された制作ドキュメントを収録したDVDとのセットも同時リリース。
Pierrot & Colombina / Marcelo Quintanilha & Vania Abreu

quinta_vania.jpg ヴァニア・アブレウとマルセロ・キンタニーニャがカーニヴァルを題材にした曲ばかりを集めて作ったアルバム。トラックリストを見て、今更「カーニバルの朝」や「フェリシダーヂ」を取り上げるのもどうなんだろうねぇ、などと思いながら聴き始めたが、これはなかなか侮れない久々のヒット。
Elis Regina / ELIS REGINA CARVALHO COSTA - 1980 (DVD)

elis_dvd_1980.jpg 1980年、TV Globo の Série Grande Nomes という番組のために収録されたエリスのショー。番組のディレクターだった、ダニエル・フィーリョのインタビューも収録。
PHONO 73 "o canto de um povo"

phono73.jpg 1973年5月11〜13日、サンパウロのアニェンビ公園で行なわれたコンサートイベントの記録。当時LP3枚でリリースされた音源+貴重な記録映像がDVDでリリース。
Tavares da Gaita / Sanfona de Boca

tavares.jpg 映画「モロ・ノ・ブラジル」で、カルアルーの市場で楽器を売りながら演奏していたハーモニカ爺さんことタヴァレス・ダ・ガイタのアルバム。
Hamilton de Holanda / 01 Byte 10 Cordas - Ao Vivo No Rio

hamiltonsolo.jpg ある意味、現在最強のバンドリン奏者、アミルトン・ヂ・オランダのソロライブを収録したアルバム。
Andr Mehmari & N Ozzette / Piano E Voz

pianoevoz.jpg ピアノのアンドレ・メマリとボーカルのナ・オゼッチのコラボレーション。超高レベル作品。
O Melhor Do Globo Rural [A Histria Da Msica Caipira]

globorural01.jpg TV GLOBOの田舎レポート番組のDVDに「ムジカ・カイピーラの歴史」という番組が収録されている。2003年8月に放送されたもの。実に興味深い映像を見る事ができる。なんと、あのノエル・ローザが......
V.A. / O Fino da Bossa

ofinodabossa.gif (アルバム・レビュー・アーカイブより転載) text by カリオカ龍太郎 58年に産声をあげて以来、リオのオシャレさん御用達ミュージックとして愛されたボサノヴァですが、何年か経ちその新鮮味が薄れるにつれ人気の方も下降線をまっしぐら。さらに悪いことには64年に軍事クーデターが起こるなど、シャレの通じないシリアスな空気がリオを支配するに至り、社会性皆無な音楽ということで時代遅れのレッテルを貼られた揚げ句に闇へと葬り去られてしまいました(合掌)。とはいうものの、ボサノヴァのムーブメントによって登場してきた半素人ミュージシャンの多くは今やすっかり腕の立つプロに成長しており(しかもまだ満開ではない)、このままオメオメと引き下がってタマるかい!という気概でもって音楽活動を続行していきます。
ROBERTO SILVA / DESCENDO O MORRO 1~4

robertosilva1-2.jpgrobertosilva3-4.jpg (アルバム・レビュー・アーカイブより転載)  ロベルト・シルヴァの「裏山を下りながら」というシリーズ。第1・2集が昨年CD化され、今年に入って第3・4集がCD化された。どちらも、メタ・カンパニーから日本語解説付で出されている。
DANIELA MERCURY / Sol da Liberdade

danielamercury.jpg text by かわべ (アルバム・レビュー・アーカイブより転載) 1965年7月28日にバイーア、サルバドールで生まれたダニエラ・メルクリは、13歳の頃からダンサーや歌手として活動していたと言うから、芸歴は20年。元SPEEDの島袋寛子ちゃんもダニエラの境地に達するまで、まだ20年もかかっちゃうのね。ちなみに最初に歌ったのはジルベルト・ジルのバックボーカルだったそう。