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Eu & Bossa Nova - Uma História da Bossa Nova
カルロス・リラ自身が書いた本のようです。ボサノヴァ誕生50周年にふさわしいものが、やっと登場って感じですね。CDが2枚セットで付いています。

Music in Brazil: Experiencing Music, Expressing Culture (Global Music Series)

著者のJohn P. Murphy氏はアメリカの大学教授。この本は、オックスフォード大学出版のグローバル・ミュージック・シリーズの中の一冊です。
内容は大きく三章に分かれていて「1:Music And Nacional Identity」「2:Music And Regional Identity」「3:Musical Cosmopolitanism」となっています。

「1:Music And Nacional Identity」では、前半でサンバの歴史といかにして国民音楽として位置づけられていったかを。後半では、ショ−ロやボサノヴァ、MPBなどブラジルのポピュラーミュージックの概要と国際性が語られます。
「2:Music And Regional Identity」は、地方の伝統音楽に関する章となっていて、アフロルーツの音楽(カポエイラ)、北東部の音楽(カヴァロ・マリーニョ、フォホー)、南部の音楽(ムジカ・カイピーラ、ムジカ・ガウショ)に分かれています。特に、カヴァロ・マリーニョに関してはページを割いていて、演劇を伴う複合芸能であるカヴァロ・マリーニョは、音楽だけを聴いても全体像を捉えることができないので、背景や劇のプロットなどに関する解説は貴重な資料といえます。
「3:Musical Cosmopolitanism」は、現代のレシーフェの音楽シーンを取り上げています。

本にはCDが付いていて、本文中に参照すべきトラックが指示されているので、実際の音を聴きながら読むことができるようになっています。

ボサノヴァやMPBなど日本でなじみの深いジャンルよりも、地方の音楽に関する記述が中心になっていますが、読みやすい文献が少ないジャンルでも有るので興味の有る方は是非読んでみてください。

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