2007年6月アーカイブ

1959年の映画「黒いオルフェ」(日本公開は1960年)を通して、現在のブラジルを描く興味深いドキュメンタリー映画が、DVDでリリースされました。

blackorfe■タイトル:『黒いオルフェ』を探して -ブラジル音楽をめぐる旅-
 (原題:Looking For Black Orpheus)
■発売日:2007年6月22日(金) 
■価格:3,990円(本体価格:3,800円)
■商品番号:NODD-00093 ■JANコード:4544466002971
■収録分数:本編 約90分
■仕様:片面1層 4:3 ドルビー2.0chステレオ 日本語字幕付き
■制作年:2005年 ■製作国:フランス 
■著作権表記:(c)STAR PRODCUTION / 2005
■発売元・販売元:ナウオンメディア(株)
■URL:http://www.nowondvd.net/products/orpheus/
※ジャケット/仕様などは変更する場合もありますが、ご了承下さい。

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ボサノヴァ、サンバ。豊穣なブラジル音楽の過去・現在

1959年カンヌ映画祭パルムドール、その翌年アカデミー外国語映画賞を受賞し、全世界にサンバとボサノヴァを知らしめた映画「黒いオルフェ」。本作は、「黒いオルフェ」をモチーフに、現代ブラジル音楽を探るドキュメンタリーである。

ボサノヴァ誕生に関わる重要人物ヴィニシウス・ヂ・モライスの戯曲を元にフランス人監督マルセル・カミュが映画化した「黒いオルフェ」。そのロケ地を訪れ、モライスの娘や出演俳優などのインタビューとともに、「黒いオルフェ」の背景にある、リオで有名なカーニバルや、カンドンブレと呼ばれるブラジルの宗教とその踊りなど、アフリカからの伝統とヨーロッパの文化がミックスした独自の習合文化がもたらしたブラジル音楽を振り返る。と同時に、都市の人口過多問題、貧困と暴力など1950年とは全く異なる社会環境におけるブラジル音楽の今を、現ブラジル文化大臣で「トロピカリズモ」を代表するアーティストのジウベルト・ジウ、「シティ・オブ・ゴッド」で知られるセウ・ジョルジなどが、ヴィニシウス・ヂ・モライスとアントニオ・カルロス・ジョビンの名曲「A Felicidade」などをカバーしつつ、語ってゆく。

出演:ジウベルト・ジウ、ホベルト・メネスカル、ミルトン・ナシメント、マルコス・サクラメント、クリス・デランノ、セウ・ジョルジ(以上、アーティスト)、カルロス・ヂエギス(映画監督)、スザンヌ・ヂ・モライス(ヴィニシウス・ヂ・モライスの娘)、マリアナ・ヂ・モライス(ヴィニシウス・ヂ・モライスの孫娘/アーティスト)

※当時の関係者やロケ地を巡りながら、現代のブラジルを浮かび上がらせる内容だそうです。「黒いオルフェ」自体、公開からもうすぐ50年。その間、ブラジルは政治体制の変化や経済的な危機など大きな動きを経験してきています。最近ブラジル音楽を聞き始めた若い人にとっては、半世紀近く前の音楽も最近の音楽も、区別なく聴いている方も多いと思いますが、こういったドキュメンタリーを見て、ブラジル音楽がたどってきた歴史を再確認してみるのもいいんじゃないでしょうか。

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